2017年5月9日火曜日

多和田葉子作「地球にちりばめられて」(第五回)(「群像」2017年4月号掲載)

<第五回あらすじ>
 テンゾはグリーンランドからデンマークの首都コペンハーゲンに留学したエスキモーの若者であった。彼は「鮨」の店でアルバイトして、「鮨の国」やダシに興味を覚えた。新学期前の三ヵ月の休暇中にドイツまで旅をし、色々の経緯があってトリアに着いたのだ。

 また一人、異言語を話す、そしてまた異文化で育った人物が登場した。これからどうなるのか、多和田得意の領域の話に惹きつけられる。

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