現れた北欧風の美女はクヌートの母であった。彼女はナヌークの学費を援助していたので、そこに彼がいたことにビックリする。クヌートが、言語の国際研究チームの学会に行く、と言ってアルルに出かけたからだ。
母親はHirukoとSusanooが恋人同士だと思っていたところに、ナヌークの恋人だというノラが現れたり、クヌートの恋人だというアカッシュが現れたりしてビックリする。実はナヌークが好きなのは、Hirukoであり、Hirukoもナヌークが好きなのだが。
Susanooは相も変わらず話すことができない中、6人による色々な言語での会話が飛び交う。
アカッシュはSusannoの唇を読んで、彼が失語症の研究所に行ってみたい、と理解する。そして、最後に、彼と一緒にみんなで旅に出ようと、Hirukoが言う。
これは、多言語が飛び交う世界の旅の物語だ。本当はもっと物語は続くのだろうが、10回という出版社との約束の回数が来てしまい、忙しく店じまいしたのだろう。この続きの物語を読んでみたい。
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