2019年5月8日水曜日

文豪春秋 第2回「三角形の歌」

 第1回の「走れ芥川賞」は、「走れメロス」を書いた太宰治が川端康成や佐藤春夫に手紙を出して芥川賞を請い願う話。その後、有名になる太宰にしては何とも不思議な行動である。有名な話ではあるが、漫画に描かれると今更馬鹿だな、と思ってしまう。

 この回は、中原中也と同棲していた長谷川泰子を友達の小林秀雄が奪ってしまう話(詩人が絡んだ三角関係の話)。それなりに有名な話ではあるが、人生訓的な話を書くと思える小林の道を外れた行いはなんとも解せない。まあ、彼らはそんな輩なのだと思うしかない。
 第2回「三角形の歌」

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